respara

resparaとは

ある特定のキーワードが含まれている法令の条文に対し、どのような翻訳が当てられているかを検索するシステムです。
正規表現を使用した検索が可能であることです。対応訳が分かりやすいように並列表記になっていることが特徴です。
我社ではこのシステムを「Regex Parallel Search」略してrespara(レスパラ)と呼んでいます。

koyoriとresparaの違い

koyoriもresparaも対訳検索でありそれを並列表記させる点では同じです。
もっともkoyoriは入力されたキーワードの対訳語を自動的に抽出するシステムであるのに対し、resparaは単に対訳条文を丸ごと抽出します。
またkoyoriはそのシステム上正規表現検索を使用することができないのに対し、resparaは正規表現を使用した検索が可能です。これによりバリエーション豊富な検索が可能となります。

正規表現とは

いくつかの文字列を一つの文字列で表現する方法です。
正規表現を使用した検索を行えば「債権者か債務者のどちらかを含む」「この場合においては~準用する」のように間に任意の文字を含む条文を検索することが可能です。
perlやrubyで用いられる正規表現は基本的に使用できます。
以下は使用可能なメタ文字の例です。

.
改行以外のすべての1文字
*
直前の文字(またはグループ)が0回以上連続する
|
左右に位置する文字のどちらか
()
文字列や正規表現をグループ化
[]
これで囲んだ複数の文字の中のいずれかにマッチ

resparaを使ってみる

例えば法令英訳の中で「この場合においては~準用する」という文章が使用されている条文にどの様な訳が当てられているのかを調べたいとき、検索ボックスに「この場合においては.*準用する」と入力します。

検索結果の表示例です。

respara